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2016-07-18 12:26:00
院長の菅原です。
今日は五十肩(肩関節周囲炎)についてお話しします。
加齢と共に筋肉・腱(腱板や上腕二頭筋長頭腱など)に伸縮性減少・萎縮など退行性変化をきたし肩関節周囲の炎症を引き起こします。
40ー50代に起きやすく肩の痛み運動の障害を伴います。
電車のつり革に掴まる時に痛かったり腰の後ろで紐を結ぶ時に痛かったりと、腕(肩関節)を動かす方向と角度により症状が出ます。
もちろん重傷ですと全く腕を動かす事が出来ない例も有ります。
但し、症状はほうって置いても1ー2年で治りますので、治療で効果がなかったりすると諦めて放置して苦しみを耐えている人も少なくありません。
しかし、痛みにより肩を動かさない状態が続くと関節の石灰化を招き、痛みが無くなった後に関節の可動域に制限をきたりしますので適切な治療をオススメします。
たしかに炎症が進んでいる時は治療の効果が少ない時期があるのも事実です。でも、炎症が比較的治まってきたら徒手療法がとても有効ですので是非治療をオススメします。
治療効果を体感して頂くには、ある程度の治療回数を要します。
当院では30分のショートコースもご用意しておりますので、五十肩でお悩みの方は是非お試しください。