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2016-07-24 13:52:00
院長の菅原です。今日は頸椎症及び変形性脊椎症のお話です。
頸椎症は椎体と言う骨の部分に増殖した骨(骨棘と言います)の部分が脊髄や脊髄神経を圧迫して起こる症状です。
また、変形性脊椎症は脊椎の変形や椎間板軟骨の変形また異常な骨の増殖(骨棘)により起こります。頸から腰までの脊椎で起きます。
どちらも加齢によるものが多く、頸椎症は脊髄神経を圧迫した場合は手足の痺れ・知覚障害・筋肉低下・排尿障害など現れる事があります。神経根(脊髄に出入りする神経の根の部分)を圧迫した場合は、天井を見上げる動作などで肩・腕に痛みや痺れが強く現れます。また首の運動制限も起きやすいです。
変形性脊椎症は中年の男性に比較的多く、肉体労働をした人にも多く見られると言われ、神経根や脊髄を圧迫し痛みや症状が出ます。
両方合併する事も有り患者さん本人ではなかなか判断も難しいケースが多いです。痛みや痺れの症状が強い時はまず整形外科を受診して下さい。
その中でも手術の適応といった重傷例ではなく対象療法で痛み止めや物理療法の適応だが、症状がなかなか改善されない時はマッサージと整体を試して見てはいかがですか。
痛みや痺れの為に首の可動域制限が続くと関連して筋肉の緊張も増し、症状が増悪するケース(痛みの悪循環)も有ります。
長年の臨床経験では脊椎全体を整え筋肉の緊張をほぐし、身体の歪みを整える事によって痛みや痺れを軽減する事ができます。
お悩みの方は、この機会に是非マッサージと整体治療をお試しください。