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2016-08-15 11:17:00
院長の菅原です。今回は膝関節のお話です。
中年以降のご婦人がよく「立ち座りで膝が痛い」「階段の昇り降りで膝が痛い」と話していますね。
閉経後のご婦人は女性ホルモンの減少により男性より骨密度が少なくなり老化現象も多様に現れます。
加齢により徐々に関節軟骨が消失し骨と骨が直接接する為に痛みの原因になったり、関節の周辺部に骨棘ができ骨・軟骨の摩耗・増殖により関節が変形をきたします。
どちらかといえば太ったご婦人に多く、変形の為に下肢がO脚になっていたりなる事が多いのです。
関節液も溜まり腫れ痛みが出現したり、膝が痛い為に姿勢に歪みやが生じて股関節にも負荷がかかり炎症や変形に移行したりすることもあります。そうした場合は専門医の受診をお勧めします。
そして、体重の管理も大切なので適切なダイエッや太ももの筋肉を強化することで膝への負担を軽減できます。また、物理療法を併用することをお勧めします。
今までの老化や変形は取り戻せなくても、治療により少なくても進行を遅らせたり症状を軽減する事ができます。股関節や他の部位に及ぼす影響も最低限に抑える事も必要だと思います。
できるだけ苦痛の少ない人生をエンジョイするためにも、普段から身体のケアを心がけてはいかがでしょうか。
お困りの方は是非ご相談ください。いろいろな治療のコー スが有ります。お気軽にご連絡下さい!